ジャスミンは女子の味方💛

かんたん薬膳

ここ1週間ほど、体調不良が続いていました(>_<)毎年寒暖差の激しいこの時期は、自律神経の疲れから、いつも体調を崩してしまいます…今日から吉野の桜を見に弾丸旅行を計画していたのですが、わんこの体調不良も重なり、昨夜泣く泣く断念…(:_;)まずは、しっかり体調を整えたいと思います。


さて、急に予定がなくなったので、撮りだめしていたアニメを見始めました。

大人気「薬屋のひとりごと」です。その中でジャスミンが話題に上がっていました。せっかくですので今回はジャスミンについて、以前ご紹介した中医アロマの観点から、そして大好きなジャスミン茶についてお伝えしますね~♪

ジャスミン

日が暮れると濃厚に香るため、インドでは「夜の女王」と呼ばれているジャスミン。名前はアラビア語で「ヤスミン(小さな月光)」を意味しており、月明かりの下で、月光のように咲く様子から由来しています。1kgのを採るために、精油を作るのに700kg〜1トンもの花が必要だといわれており、ローズに次いで高価な精油です。世界の4大フローラルとして『ローズ(バラ)』、『ミュゲ(すずらん)』、『リラ(ライラック)』とともに並びます。
精油として使用されるジャスミンの中で、ジャスミン・サンバック(学名:jasminum sambac)が、茉莉花と呼ばれ、ジャスミンティーに使用されます。甘めでどこか懐かしいような香りがします。

ジャスミンの作用

  • 不安を和らげる作用

鎮静と興奮の両方を併せ持っており、気持ちを鎮めるだけでなく、不安や悲しいといったマイナスな感情を和らげる働きがあります。

  • 婦人科系の不調改善作用

「子宮のハーブ」と呼ばれ、ホルモンバランスを整え、生殖機能を高めてくてる作用があります。月経痛、PMS(月経前症候群分)、不感症などに効果的とされています。

  • 体を温める作用

ホルモン調整作用や子宮機能の強壮などの作用により体を中から温めます。抗菌・抗細菌などの作用もあり、免疫力強化にも作用が期待できます。

中医アロマでのジャスミンの作用は、火(心 の分類となり、血液循環をよくする、心を落ち着かせる、中枢神経に働きかけるなどの作用のあるもの、とされています。同じ仲間の精油に、ラベンダー、ローズマリー、イランイランなどがあります。

ジャスミン精油の注意点

熱に弱い花のため水蒸気蒸留法ではなく、揮発性有機溶剤抽出法で精油を抽出します。そのため、溶剤が残ることから長時間の肌への使用はあまりおすすめできません。また、分娩や通経の作用があるため、妊娠中は分娩時以外の使用は避ける必要があります。

ジャスミン茶

緑茶などの茶葉にジャスミン(茉莉花)の香りを付けたお茶で、花茶と呼ばれます。体の熱を冷まし、香りによるリラックス作用と清涼感のある味わいが特徴です。ダイエット効果やアンチエイジング効果、美肌効果など女性にうれしい成分がたくさんです。また口臭予防や虫歯予防、消化促進効果があり、食後のお茶としても最適です。

含まれている主な成分と効能

カテキン
血糖値や血圧上昇抑制・脂肪吸収を妨げる効果 抗酸化作用・殺菌作用
タンニン脂肪の吸収を抑制し、脂肪の燃焼を助ける働き 解毒作用・殺菌作用
ビタミンC,E美肌効果・抗酸化作用
ベンデルアセテート
リナロール
香り成分。自律神経を整え、女性ホルモンの バランスを調整・リラックス作用
カフェイン利尿作用・覚醒作用

飲み方と注意点

さわやかな後味が特徴のジャスミン茶は、暑い日には冷やして飲むと美味しいですが、冷たい飲み物の摂り過ぎは胃腸の不調を招くので、できれば常温で。カフェインが入っていますので寝る前は避けましょう。

かんたんアレンジ

体調に合わせて、ジャスミン茶に足してみましょう。ティーポットに適量を茶葉と一緒に入れて少し蒸らせば出来上がり♪

・目の疲れに+クコの実…老化防止や滋養強壮効果がアップします♪

・体の疲れに+ナツメ…胃腸の調子を整える効果、心の疲れにも効果的♪

・食欲不振に+陳皮(チンピ)…胃の働きを活発にして、消化促進効果が高まります♪

まとめ

「薬屋のひとりごと」では、ジャスミンの精油を後宮の悪だくみに使用される、というような話でしたが、妊婦さんには注意の精油なので、昔はそういうこともあったのかもしれないですね~怖い(>_<)
でも本来は、心を落ち着かせたり、ホルモンバランスを整えてくれたりと、女性の味方の精油です。以前通っていたアロマエステでも、いつもジャスミンの香りを選んでいたのは、やっぱり体が求めていたのでしょうか…久しぶりにまたエステでジャスミンの香りに包まれたくなりました💛皆様もなんだかしょんぼりのとき、ぜひジャスミンの香りを楽しんでみてくださいね~(^^)/

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