中医アロマ♪

お庭の、通称「ひろこさんのスズラン」が満開になりました♪やっぱり今年は、お花の咲くペースが速いです💦
習っていたダンスのお仲間のご自宅に咲いていたスズランをいただいたのがもう15年以上前。腰を痛めてダンスから離れてしまいましたが、このお花を眺めていると、育児に大変だったあの頃、ダンスやダンス仲間にほんとに救われたこと、そして今はお空の上にいる、大好きなダンスの先生のことなど、いろいろ懐かしく思い出します😊ほったらかしなのに、庭の小さなスペースいっぱいに増えて、ちょおとしたスズラン畑になりました。今年は職場の方に少しもらっていただく予定で「ひろこさんのスズラン」はこれからもどんどん増えていきます(^^♪

スズランは、見ていてもかわいくて癒されますが、その香りは疲れを癒し集中力を高める効果があると言われています。 そのためミュゲ(すずらん)の香水をつけると、疲労を軽減して、作業ミスを減らす効果が期待できます。 香りには、不思議な力がありますね。アロマテラピーは皆様よくご存じだと思いますが、今回は中医学と香りの関係について、お伝えしたいと思います。

アロマセラピー

日本語では「芳香療法」と訳され、植物の香りを用いて心身の健康を促す療法のことです。五感のうち嗅覚は、脳の大脳辺縁系に直接働きかけができる、唯一の感覚です。大脳辺縁系は欲や感情を司る器官といわれており、香りの情報を判断し、感情や記憶を呼び起こします。さらに香りの情報は、自律神経系や内分泌系をつかさどる視床下部や下垂体に伝わり、ホルモンの分泌が促されます。これによって、リラックス効果や幸福感、痛みを緩和する効果などがもたらされます。
また鼻や肌から取り入れた精油の成分は、肺や毛細血管を通じて、全身に運ばれていき、身体のすみずみまで浸透して、さまざまな器官に働きかけます。アロマセラピーにおいてマッサージを併用すると、血行を促進することで、香り分子の働きをさらに促します。

中医アロマセラピー

中医学の考え方をもとに、体質や症状に合ったエッセンシャルオイルを選び、それを使って、ツボや経絡(ツボとツボを結ぶライン)をやさしく刺激し、人間に本来備わった自然治癒力を蘇らせ、心身の健康を取り戻すトリートメント方法です。中医アロマセラピーでは、通常のアロマセラピーに用いるエッセンシャルオイル(精油)を生薬理論に基づいて分類し、中医学的な体質や症状にあわせて3~4種類を選んで使用します。

中医学的エッセンシャルオイルの分類

  • 肝 

症状…筋肉のけいれんや目の疲れ、イライラや情緒不安定

代表的な精油…スイートオレンジ、ベルガモット、グレープフルーツ、マンダリンなど

症状… 不眠、不安、焦燥感や舌や顔の異常

代表的な精油…ラベンダー、ローズマリー、イランイラン、ジャスミンなど

症状… 消化器系のトラブル、味覚異常や唇の異常

代表的な精油…ペパーミント、スイートマジョラム、パチュリ、レモンなど

症状… 咳や喘息などの症状、アトピー性皮膚炎

代表的な精油…ティートリー、ユーカリ、クラリセージ、サイプレスなど

  • 腎 

症状…冷え性、精力減退、耳の異常

代表的な精油…ゼラニウム、ローズウッド、ジュニパーベリー、ジンジャーなど

まとめ

昔からアロマテラピーが好きで、検定1級をとったほどハマった時期もありました(*^-^*)今は好きな精油を掃除や洗濯に使う程度ですが、良い香りに囲まれる生活はとても幸せですね~基本は好きな香りを使うのがいいと思いますが、特に不調がある場合は、上のような症状別にアロマを使うとさらに良いと思います。トリートメントはなかなかハードルが高くても、手浴や足浴なら簡単♪不眠の時は、ラベンダーの香りを枕元に少し垂らす程度でもいいですね。精油選びで迷ったときは、その時の体調や体質に合ったエッセンシャルオイルを選んで暮らしに生かしてみてくださいね~(^^)/