今日は、スクールのお仲間さんたちとゴルフに行ってきました♪スイーツの美味しいゴルフ場で、食後のデザートを満喫💛ラウンド後はアイスのサービスもあって、スコアはともかくおなかは大満足の一日でした(*^-^*)さて、今の時期のラウンドといえば、紫外線との戦い。今日は曇りで、うっかりサングラスをかけ忘れてしまい、今、目がやや白目が赤くなっています^^;目が紫外線のダメージを受け続けると、「白内障」や「黄斑変性」などさまざまな病気の原因になるので、気を付けないといけません。うーん、反省(>_<)今日は、にっくき紫外線が原因となるしみやしわについて、中医学的な観点からお伝えしますね!
中医学的しみ
シミの原因は、紫外線などの影響で皮膚の基底層を中心に発生する黒色メラニンです。何らかの原因で肌の新陳代謝が低下すると、メラニンが表皮に残りシミやそばかすとなってしまいます。
以前のブログにも書きましたが、老化の三大要因は「腎虚(じんきょ)」「脾虚(ひきょ)」「瘀血(おけつ)」です。シミはその中でも特に、「瘀血」とかかわりがあります。
瘀血とは、血流が悪くなり、体に栄養素が巡らない状態のことです。血管の99%を占める毛細血管は、年とともにどんどん減っていきますが、血流が悪い状態が続くと、毛細血管まで栄養や潤いが行き届かなくなり、また老廃物を回収できなくなるため、いろいろな症状が表れます。クマ、シミ、そばかすなど、皮膚のトラブルや、肩こりや関節痛、頭痛など出やすいです。
瘀血の原因
・気虚…寝不足や過労で脾がダメージを受けると、気が消耗して、血がスムーズに流れなくなります。
・気滞…ストレスなどで肝がダメージを受けると、気を巡らせる働きが落ち、血をうまく届けられなくなります。
・血虚…そもそも流れる血が少ないタイプで、女性に多いです。少ないものはうまくめぐることができません。
瘀血チェック
・しみ・そばかす・青クマができやすい
・手足が冷える
・唇や歯茎、舌の色が悪い(紫色など)
・肩や背中が凝りやすい
・頭痛や生理痛がある
瘀血の対処法
・冷えは禁物!
身体を冷やさないように心掛けましょう。毎日湯船につかるのも大事です。
・適度な運動
ストレッチやヨガ、ウォーキングなどで、体を動かすことで、血流がよくなります。無理のない範囲で続けることができるものを選びましょう。汗をかきすぎる激しい運動は禁物です。
・油っこいもの、冷たいものの摂りすぎ注意!
揚げ物や脂肪の多い食品の摂りすぎは血流を妨げる原因になります。食べる時は適量に、野菜と一緒に食べるなど、気を付けましょう。
おすすめの食材
たまねぎ、にんにく、らっきょう、青魚、サフラン、紅花
おススメの漢方薬は、「冠元顆粒(かんげんかりゅう)」ツムラにはないのですが、特に毛細血管の巡りを良くしてくれます。私は、夏は1包、冬は2包と季節に合わせて飲んでいて、肩こりがひどいなどあー、血の巡り悪いな、と感じたらさらに1包足してます。瘀血解消は、美容と老化防止にとっても効果的ですよ♪
中医学的しわ
20代から始まると言われている皮膚の老化。それに伴い、小じわから始まってだんだん深くなり、元に戻らなくなるのが「しわ」です。中医学的には、栄養や潤いが不足すると「しわ体質」になると言われています。老化現象に深く関わる「腎」を強化すること、お肌に「血」の潤いと栄養が十分に届くようにすることが大事です。
しわ体質チェック
- 血色が悪い
- たちくらみ
- 皮膚がカサカサ
- 肌につやがない
- 爪がもろい
- 髪の毛がぱさぱさ
- 皮膚にかゆみがある
「しわ」に対処する方法
・補腎
中医学では老化=腎虚。「腎」を補ってあげることが総ての老化現象を遅らせることになります。このタイプの方は、腰が痛い、耳鳴りがする、脱毛、頻尿または尿量減少などが起こりやすいです。「腎虚」を改善する補腎薬と呼ばれる漢方薬を服用することで、「しわ」にも有効な対処法となります。
・補血
皮膚に十分な栄養が行き渡らなければ、「しわ」が発生します。皮膚に栄養を与えるのは「血」で、その「血」を体の隅々まで運ぶのが「気」です。「気虚」と呼ばれるパワー不足の状態や、「血虚」とよばれる「血」の不足状態は「しわ」の発生の大きな原因となります。このタイプの方は、普段から疲れやすい、顔色が良くない、立ちくらみがする、貧血気味、かぜを引きやすいなどの症状がおこりやすいです。「気」や「血」を補う漢方薬を普段から飲むのが大切です。
・健脾
脾の機能が弱いと、栄養を吸収できず、お肌に必要な栄養が不足して、「しわ」が発生しやすくなり。若いときから「しわ」に悩まされることが多くなるのがこのタイプで、食欲がない、食べた後に胃がもたれたり、眠くなる、季節の変わり目になると体調を崩す、というような症状が出やすいです。脾胃の機能を高めながら気を補う漢方薬を、症状によって服用することがよいです。
生活養生
- 不規則な食事や偏食をせず、バランスよく食べる
- 間違った無理なダイエットはしない
- 夜は早く寝る
- くよくよしない
- 血を補う食材をとる(クコの実・黒ゴマ・なつめ・にんじん)
私はしわ三重苦だ…と書きながら気が付いてしまいました(>_<)しわしわばあちゃんにならないよう、補血、補腎の「参茸補血丸」、健脾の「参苓白朮散」を続けて、生活養生も頑張ります!皆様もにっくきしみ・しわ、予防と改善に勤めましょうね~(^^)/