残暑ばて💦

残暑ばて イラスト 無料 に対する画像結果

長く停滞した台風がようやく去っていったと思ったら、一緒に猛暑も持って行ってくれたかのような、さわやかな気温がここ数日続いています。久しぶりに、エアコンなしで眠ることができて感動、窓を開けた時の入ってきた心地よい風に再び感動…でも、また明日からは気温が高くなるとのことで、つかの間の安らぎのようです^^;

さて、せっかく涼しいからたまりにたまった掃除をやろうと思うのに、なかなか体が動きません。ついソファでうとうと…どうやら体に疲れがたまっているようです。ぼんやりテレビを見ていたら「残暑ばて」という文字が飛び込んできました。今年の夏は全国的に猛暑が続き、9月も猛烈な暑さとなる日が例年よりも多くなるそうです。10月、11月も気温が平年より高いと予想されており、体のさまざまな機能が損なわれることによって出る「残暑ばて」が多くの方に起こるとのニュースでした。さて、今回は今年特に要注意の「残暑ばて」について、原因や対策を、お伝えしていこうかと思います(^^)/

残暑ばて(残暑疲れ

残暑バテ(残暑疲れ)とは、夏の終わりから10月頃にかけて、残暑が原因で起こる体調不良です。
残暑が厳しく、さらにその期間が長い状況が続いている状況で、昼夜の温度差が大きくなると、体温のコントロールが追いつかず、さまざまな機能がダメージを受け、残暑ばてが起こりやすくなります。 出やすい症状としては、不眠、倦怠感(だるさ)、立ちくらみ・めまい、頭痛、食欲不振や胃腸不良、微熱などが挙げられます。

残暑ばての原因

  • 夏の暑さによる疲れの蓄積

夏の暑さが少し和らいでくると、それまでの疲れが出ることが起こりやすく、特にいったん気温が下がった後再び残暑が続いてしまうと、身体が暑さに対応できない状態になりやすいです。

  • 寒暖差による自律神経の乱れ

残暑が続くと朝晩の気温の差が激しくなります。また、エアコンによる室内と室外の気温差による影響と重なって、寒暖差による自律神経の乱れが起きやすくなります。

  • 身体の冷え

残暑が厳しいため冷たいものを食べすぎたり、気温が下がる朝晩に薄着で過ごすなどが原因で、身体の冷えが起こり、血のめぐりを悪くして内臓の機能が低下します。

予防方法

  • エアコンの効き過ぎに気を付ける

冷えを避けるため、エアコンの設定温度に気を付けましょう。効きすぎているなと感じたら、設定温度を上げる、上着を羽織るなどの対策をしましょう。また、涼しい朝晩など、エアコンを消して外気になれる時間を少しずつ増やしていくことも大切です。

  • ビタミンBや体を温める食品を摂る

夏の疲れを取り去るために、豚肉やにんにく、納豆などビタミンBが多く含まれている食品を積極医的に摂りましょう。ネギや生姜、人参などの根菜類は体を温め、血流をよくするので、こちらもおすすめです。夏野菜やスイカなどは体を冷やすので、控えめにする、冷やした状態で食べないなどの対策をしましょう。

  • 十分な睡眠をとる

ゆっくりとお風呂につかり、睡眠を多くとるように心がけましょう。日ごろから軽い運動を日課にするのも睡眠の質を上げるために効果的です。

残暑ばてにお勧めの漢方薬を紹介しますね~

麦味参顆粒

「生脈参(しょうみゃくさん)」を元にした製剤で「人参」「麦門冬」「五味子」の3つの生薬から構成されています。「生脈散」は脈を回復する処方を意味していて、体液(津液)を産生し循環を促す作用から心臓の薬として古来から使われてきました。処方がシンプルなので、効き目がシャープです。

  • 人参…エネルギー源の気を補う作用
  • 麦門冬…体液を補充して体に潤いを与える作用
  • 五味子…汗を止めて体液が体外に流出するのを防ぐ作用

とてもいい薬なのですが、残念ながらツムラにはないので、手に入りやすい漢方薬としては夏のおすすめ漢方薬でお伝えした「清暑益気湯」があります。

清暑益気湯(せいしょえっきとう)

身体に元気を付ける漢方で有名な「補中益気湯 (ほちゅうえっきとう)」の夏バージョンの漢方薬、とも言われていて、補中益気湯から、体を温める作用や発汗する作用の生薬を除いて、体の水分保持する生薬や体の熱を冷ます生薬が入っています。

構成生薬

麦味参は3つの生薬、人参・麦門冬・五味子に、以下の生薬が加わります。

  • 白朮(びゃくじゅつ)甘草(かんぞう)…胃腸の機能を高める作用
  • 当帰(とうき)…血を補う作用
  • 黄耆(おうぎ)…気を補い、汗を止める作用
  • 黄柏(おうばく)…夏の過剰な湿と熱を取り除いて体を冷ます作用

エネルギーの源の気を補う働きを(補気)、血を補う働き(補血)、身体を冷ます働き、津液が外に出るのを防ぎ補充を行う働きのある漢方薬で、汗をかいて消耗した体にピッタリです。清熱作用はそんなに強くないので、長期使用もOK。しっかり涼しくなったら、補中益気湯に変更してもいいと思います。

まとめ

寝ても寝ても眠たい、疲れが取れない…年のせいもあるけど、残暑のせいでもありますね(-“-)よくよく考えたら、ずっと飲んでいた清暑益気湯が10日ほど前に切れました。また毎朝飲んでいる甘酒も同じころから飲んでいませんでした。体は正直ですね…早速二つとも復活したいと思います!皆様もまだまだ続く残暑に負けず、元気にお過ごしくださいね~(^^)/

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