私はいつでもどこでもこんな感じ(^_-)-☆
前半は、飲み会に登山とゴルフ、後半は、帰ってきた息子たちの飯炊きばあさん。なかなか充実したGWが終わりました(^^;今年のGWは、天気も良い日が多くて、お出かけ日和でしたね~。その分、紫外線も強かったです。お台場で開催された「肉フェス」に行ってきたという長男は、鼻から上が真っ赤っかのマスク焼け。私はゴルフの日にうっかり焼けして、赤黒い輪っかが手足首に…”(-“”-)”‼紫外線は、3月から強くなり始め、5~7月がピークと言われています。今回は、のんびりエイジングの大敵、紫外線についてお伝えしま~す!
紫外線
- UV-A
波長の長い紫外線で、肌の深いところまで届きます。皮膚の老化を早めしわやたるみの原因になります。
- UV-B
日焼け(サンバーン)をさせる紫外線で、エネルギーが強く、表皮細胞の遺伝子に傷をつけるのでシミや皮膚ガンの原因になります。
日焼け予防
紫外線によるお肌の老化は、光老化と呼ばれます。光老化は加齢によるお肌の老化以上にダメージが大きいので、しっかり予防することが大切です。特にUV-Aは、光老化と直接関係し、季節にも天候にもあまり左右されず、年間を通じて降り注いでいます。窓ガラスを透過する力もあります。予防に有効な「日焼け止め」には、指標が2種類あります。
・SPF
主にUVBの防止効果を示す指標です。SPF50+が最も紫外線ブロック力が強い日焼け止めです。
・PA
主にUVAの防止効果を示す指標です。PAは、PA+からPA++++の4段階で紫外線をブロックする強さが高くなっていきます。
日焼け止めによる紫外線対策は年中必要ですが、季節、生活シーンなどにあわせて適切なSPFやPAの日焼け止めを使い分けることが大切です。なぜなら、日焼け止めは肌の負担になるので、必要以上の紫外線ブロック力を求めてもマイナスになるからです。また、SPFやPAが高い日焼け止めを塗っていても、100%紫外線が防げるわけではないので、帽子や日傘、衣類などファッションによる紫外線対策が大切です。また、目の紫外線ダメージを防ぐために、UVカットサングラスを使うことも大切です。
日焼けをしてしまったら
しっかり予防したつもりでも、うっかり…ということはありますよね。その場合の対策は「冷やす」「保湿」「ビタミン補給」です。
まずは日焼けした部分をしっかり冷やして、ほてりや赤みなどの熱をおさえます。肌のほてりや赤みが落ち着いてきたら、しっかりと潤いを与えて保湿しましょう。そのうえで、肌の修復のために、ビタミンCとEを積極的に摂取しましょう。ビタミンCはシミの原因となるメラニン色素の定着を抑え、コラーゲンの合成を助けます。 ビタミンEは血行を促進し、肌の生まれ変わりのサイクルを整えます。
中医学的紫外線ケア
日焼け直後の対策
中医学的に日焼けを考えると、まず日焼け直後の体が火照っている状態は、身体に余剰な熱がこもっていると考えます。身体の表面を冷ます役割を持つ生薬を使います。おすすめは「白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)」ツムラ34。熱中症にも使われる漢方薬で、体の熱を冷ます力の強い「石膏(せっこう)」や「知母(ちも)」が主薬の「白虎湯(びゃっことう)」に気や津液を補う人参が川割ったものです。日焼けをした日から数日服用を続けてます。拙攻が入っているので長期使用はできません。ほてりが治まったら、「麦味参(ばくみさん)」や夏バテに使われる「清暑益気湯(せいしょえっきとう)」ツムラ136に変更して、日焼け後の身体のダメージの回復を図りましょう。
日焼け後のシミ対策
日焼け後の一番の恐怖は、なんといってもシミ。シミは中医学的には「瘀血(おけつ)」とかかわりがあると考えられています。瘀血とは、血流が悪くなり、体に栄養素が巡らない状態のこと。血流が悪い状態が続くと、毛細血管まで栄養や潤いが行き届かなくなり、また老廃物を回収できなくなるため、シミ、そばかすなど、皮膚のトラブルや、肩こりや関節痛、頭痛など出やすいです。
日焼け後のシミ対策、という観点でおすすめなのは、「桂枝茯苓丸加薏苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん)」ツムラ125です。瘀血と水湿に対する漢方薬ですが、含まれている「薏苡仁(よくいにん)」=ハト麦は、皮膚疾患に用いられることが多く、シミやそばかすに効果があります。瘀血と血虚=血が不足しているタイプの方は、「四物湯(しもつとう)」ツムラ71を併用するとよいです。
生活養生
日焼けによるシミを防ぐには、日焼けをしないことはもちろんですが、普段から、瘀血や血虚を防ぐ養生が大切です。適度な運動と十分な睡眠、ストレスをためない事が重要です。お風呂はシャワーで済ませず、ちゃんと湯船につかることが大事です。
瘀血や血虚に有効な食材としては、玉ねぎ、長ネギ、ニラ、トマト、ほうれん草、紫蘇、ナス、イワシやサバなどがあります。他にも大豆、キノコ類、海藻も効果があります。これらの食材を積極的に摂る様に心掛けましょう。反対に瘀血を悪化させるものを控えることも重要です。揚げ物や脂の多い肉、チョコレートなどの甘いお菓子はなるべく食べないようにしましょう。
まとめ
若い時は、日焼けした肌がかっこいいと思いガンガンに焼いていましたが、30代に入ったころから、日焼けの害を意識し始めて、日傘や帽子を使うようにしていました。でもやっぱり、目の周りやこめかみにうっすら悲しい影ができています。できてしまったシミは、現代医学で何とかするとして、これから増えないよう、やっぱり紫外線対策続けていきます。フェイスマスクにサングラス、帽子で、周りからは月光仮面とからかわれますが、気にしない気にしない!我が道を突き進みます(^_-)-☆さあ、すがすがしい5月の空気を紫外線に気を付けながら存分に吸って、素敵な毎日を過ごしましょ(^^)/