20うん年ぶりに、手芸にはまっています(^^♪椅子の修理に使ったフェイクレザーの余りで、ポーチを作ってみたら、これがなんとも楽しくて✨その後ポシェットや、財布、カバンまでせっせと作っています。しかし、ふと気が付いたら目の疲れがハンパない💦これがアラフィフの宿命か…(-“-)そう言えば10月から職場のパソコンが変わり、その対応に四苦八苦していることも、目の疲れを加速させているような気もします。今日はつらーい目の疲れについて、中医学から見た原因と対策をお伝えしようと思います~(^^)/
目の疲れ
目をたくさん使うことは、「血(けつ)」が消耗すると、中医学では考えられています。その結果、目に栄養が行き届かず疲れや痛みなどの症状が現れるのです。また、血は体に栄養を巡らせて潤し、また精神を安定させる働きもある大切な要素で、足りなくなると皮膚や髪などが乾燥してつやがなくなり、ひどくなると不眠など精神面にも影響があります。
目は「肝(かん)」と深いつながりがあります。肝は「血を蓄えて、血に栄養を与える」働きがあるので、目の使い過ぎによって血を消耗すると肝も弱り、「肝」に関連したトラブルが起きやすくなってしまいます。
また「肝腎同源(かんじんどうげん)」とも言われ、肝と腎は互いの働きをサポートし合う関係にあります。そのため、肝の機能を高めるためには、合わせて腎を強くすることも大切です。
疲れ目の原因
- 「肝血虚(かんけっきょ)」
目の使い過ぎで血(けつ)を消耗したり、月経や出産、病気などで血が必要以上に失われたりすると、肝(かん)に蓄えられる血の量が不足する「肝血虚(かんけっきょ)」になります。先天的な虚弱体質、ストレスや心身の疲労、胃腸障害、過度なダイエットなども血の不足につながります。
血が不足すると目に十分な栄養が行き届かず、視力の低下、目の疲労、乾燥といった症状が現れます。目の症状のほかには、めまい、手足のしびれや冷え、不眠、顔色にツヤがなくなる、月経の量が少なくなる、髪が乾燥してパサつく、髪が薄くなるといった症状があらわれやすくなります。
【おすすめの食材】
血を養い、目に栄養を与える食材がおすすめです。
レーズン、ブルーベリー、くこの実、なつめ、レバー、にんじん、ほうれん草、菊花茶など
- 「肝鬱(かんうつ)」
ストレスが溜まったり、イライラやうつ気分が続くと、気の巡りが滞り、全身に栄養を運んで老廃物を回収する肝(かん)の機能が低下します。その結果、目の周りの筋肉が硬くなり、眼精疲労がおこり、目の痛みや疲れやすさ、視力の低下といった症状がでます。
目の症状のほか、頭痛や肩こり、イライラ、不眠、不安感、月経痛、月経不順といった症状を伴います。
このタイプの対策は、肝を養い、ストレスを発散することで肝の機能を回復することが大事です。ストレスは、うまく発散して溜め込まないように心がけましょう。
【おすすめの食材】
ストレスや鬱気分を発散するお茶や体の熱を取るものがいいです。
ジャスミン茶、桑の葉茶、緑茶、ハブ茶、ハッカ、あわび、さざえ、あさりなど
- 「肝腎陰虚(かんじんいんきょ)」
慢性病や老化、肝血虚の状態が続くなどで、肝と腎の陰液(体液)が消耗すると、目の疲労感やかすみ、視力の低下など、眼精疲労の症状が出やすくなり、白内障など目の病気にかかりやすくなります。腰痛や耳鳴り、難聴、物忘れ、手足のほてり、口の渇きといった症状もでます。
肝と腎は、五臓の相関関係でみると肝は腎に養われる関係にあり、肝の機能を回復するためには、腎も強くしなければなりません。そのため、このタイプの対策では、肝と腎、両方の陰液を補いながら、機能を高める必要があります。特に閉経後や50歳以上の中高年に多く見られます。
【おすすめの食材】
腎の機能を補い、目に栄養を与える食材がいいです。
ごま、くるみ、松の実、桑の実、山芋、羊のレバー、うなぎの肝など
目に良い習慣
目の疲れや痛み、充血といった症状は、心身が疲れているときに現れます。症状がひどくなると、頭痛や肩こりなどを引き起こすので、こまめに目の疲れをやわらげるようにしましょう。
・パソコンやスマホで目が疲れたと感じたら、目をつむって休めましょう
・ウォーキングやストレッチなど適度に体を動かしましょう
・アロマの香りなどでリラックスを心がけましょう
まとめ
私たちお年頃世代は、肝心陰虚はみんなあると思って間違いなしです(>_<)目の疲れを感じたら、ひどくならないよう早めに目を休めましょう。まずはPCやスマホの画面を見る時間を減らすことが大事ですね。そして、ホットタオルで目を温めるなど、目の周りの血流をよくするようにしましょう。目にいいクコの実や菊花茶もおすすめです。いつもスマホを身近に持っている現代生活では、つい気づかないうちに目に負担をかけてしまいがち。こまめな養生を心がけましょうね~(^^)/